こんばんは、杏です。
先日観に行ってきました特別展についてのご紹介です。
こちらは現在、東京国立博物館”表慶館”にて開催されています。
日本の伝統芸能を知ることができます
皆さんは、日本で生活をする中で伝統芸能に触れたことがありますか?
自分が思うに、現代では敷居が高いイメージがあって気軽に触れ合いにくいです。
しかし今回のユネスコ無形文化遺産特別展”体感!日本の伝統芸能”では、多くの人々が伝統芸能に親しみ、身近に感じてもらえる絶好の機会となっています。
伝統芸能ー歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の歴史や美に触れ合っていただきたいです(o^―^o)
展示物の写真を少しお見せします
伝統芸能の中でも、歌舞伎はイメージしやすい方が多いと思います。
もともとは、女性芸能者がかぶき者の姿で舞台を演じた出し物”かぶき踊り”という新しい芸能が誕生したことが歌舞伎の始まりだそうです。
人形浄瑠璃文楽では、上記の写真のように1体の人形を遣うのに3人が息を合わせて行う”三人遣い”という操作方法など、舞台の裏側を見ることができます。
能楽では、能舞台の再現展示や装束・面などの展示があります。
ここでは、みなさんがイメージしやすいように、動画放映もありますので、じっくり見てみてください。
組踊(くみおどり)は、恥ずかしながら初めて聞いた伝統芸能でした。
琉球王朝時代に玉城朝薫(たまぐすく ちょうくん)なる方が考案したおもてなしのためのおどりだそうです。
装束が本当にきれいで、見とれてしまいました。
こちらは、雅楽の展示物の一部です。なんだか派手ですね。
雅楽は5~9世紀にかけて中国や朝鮮から伝来した楽舞を日本バージョンにレベルアップした最古の宮廷芸能です。
おわりに
こんなに間近で体感できるのは初めての経験でした。
ずっと日本に住んでいましたが、日本のこと全然わかっていなかったので良い経験になりました。
今回の特別展は2022年3月13日(日)までの開催になっています。
新型コロナ感染対策をしっかりしつつ、ぜひ一度は日本の伝統芸能に触れてみてはいかがでしょうか?
このほかの特別展としては、”ポンペイ展”・”空也上人と六波羅蜜寺”が同時開催されています。
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